そらとぶアザラシ

とあるWEBエンジニアの日誌

1年の目標をやめて1週間の計画にすることにした

2024年のはじめに100の目標をたてた。おでかけ関連が10個くらいあった。10個全部残ってる。明日から10月である。むり。

達成できなかったことに関しては夏が暑すぎてしょうがなかったなあとは思う。でもまず、1年の計画っていうのが無理がある。夏が暑すぎてもあれば、今はもう興味ないもある。

 

というわけでもっと小さく、1週間の目標にした。1月単位も考えたが、夏休みの宿題のことを考えると1月も私には長いのではないだろうかと思う。仕事では2週間スクラムの時が多いので2週間も考えたが、プライベートは仕事に比べて複数日に渡る作業や確認待ちが発生することが少ないので、1週間の方がテンポよく進められるのではないかと思う。あと単純に週番号で計画をたてたかった、というのもある。

 

というわけで月曜~日曜で、日曜に週報を書く、という感じでしばらくやっていこうかなーと思う。飽きたらやめる。続いたらえらい。そんな感じで。

 

というわけで今週の計画はコレ。backlogは何週間か続けてやってもいいやつ。taskはできれば終わらせるやつ。なので結構小さめになってる。名前がふんわり系のは中に詳細な完了条件がある。taskもbacklogも今週に入らなかったものはアサインなしでリストに入っている。そんな感じ。

 

 

ではがんばれ私。

2023年まとめと2024年やりたいこと

2023年まとめ

2023年やりたいことリストの振り返り

Notion大掃除してたら見つけたんですよ、2023年やりたいことリスト。

旅に1回も出なかったし、手書き日記は続かなかったし、stand.fmは続かなかったけど、好きな作家さんはいっぱい増えたし、手芸レベルは上がりました。手縫いとミシンがすこしできるようになりました。やったね!

noteも気軽に書くようになったけど、noteそれ自体というよりは、アウトプットを分散したことでアウトプットがだいぶ気軽になったかも。

 

ふりかえり

メンタル壊してたのであんまり振り返りたくないな。

なんか色々隠されていたことに関しては『社会的に立場のある存在でもそんな不誠実なことをするんだな』というのを目の当たりにしたなあ、と思う。まあ不正のニュースとか色々あるし立場のある人間が誠実であるとは限らないんだよね。正直会社という組織そのものに不信感があるまであるんだけど、それを次の会社に持ち越すのは双方にメリットがないので、この感情はここに書いて、置いていきます。兎さん、地面にでも埋めておいて。

 

メンタルを壊してる人間とずっとコミュニケーションをとってくれる人がいたことには本当感謝しかないなと思う。Fediverse関連の話題かどこかに書いたと思うけど、うわあんってしてる時にリアクションをくれた人のことは密かに覚えてるし密かにめちゃ感謝してる。あとやってみる部の存在にもすごく感謝してる、あれは実は私が半月に1回前を向きためにやってるのだけど、毎回参加してくれる人がいるのは本当、ありがたいよね、ありがとうございます。来年もよろしくおねがいします。あとカウンセリングルーム教えてくれた友人!!命の恩人です!!!またお酒のもうね!!!!!(ここで誘うな)

 

そんなわけで色々あったけどまあ復旧したので良いでしょう。前向いて生きてこ。2024年の話するね

 

2024年のこと

2024年のやりたいことリスト

2023年のは作りかけみたいな感じだったからね、作ったんです、100個。

アウトプットもインプットもがんばって良い1年にしよう!えいおえいお!

本業の跡形がないって?本業なんか目標にせんでも勝手にやるからええんや。正直なこと言うと本業でこれ以上何をしたらいいのかわからなくなっちゃったんですよね。だから本業の目標はお仕事に全力、それだけです。

2024年やりたいこと

やりたいことリストの右にもそっと書いてあるんですけど『心身の健康第一』!!これに尽きる。だから自分に自信を持てない場所からは離れるし、自分がやりたいことをやる!!!大事。

自分がやりたいことをガツガツやるためにも体力もつけたくって。青春18きっぷ、学生時代に行ったと思ったらなんと社会人なってからだったんです。つまり社会人2年目の私は仕事してても通勤してても青春18きっぷでどこまでも行ける体力があったわけですよ。仕事で疲れてるんじゃなくて、フツーにひきこもりで体力が落ちてるんで、リングフィットとstarrriで健康になります。外出はホラ、着替えるのめんどくさいから…………。あと体重もコロナ前からだいぶ増えてるんで減らします。動かないわりに食べすぎなんだよな。知ってた。

創作関係やっていきたい!正直小説って出すの恥ずかしいなって気持ちは2000%あるんですが、そんなこと言ってたらいつまでも本なんて出ませんわよってことで出していきます。今の自分にできる精一杯であればそれでいいんですの方針。

写真関係も色々増やしたいですね。実はバスに乗ったことがあまりなくて、バスを苦手としているので、2024年は路線バスの活用を目指していきたいです。『バスがあれば行けるけど…………』ってところが結構あるんですよね。

断捨離も進めていきたいです。5年以内くらいには引っ越したいなと思ってるので、モノ減らしていきたいです。

あと、あんまりどこにも書いてないんですけど、密かに転職しました。自社プロダクトに愛を込めるお仕事に戻ります。

 

こうやって語ると2024年にやりたいこと詰め込みすぎじゃね?って気もしますが、2024年のあとは2025年も2026年もありますからね!夢は多いに越したことはない。

 

というわけで、2023年ありがとうございました!2024年もよろしくおねがいします!

新NISAについて少し本気出して調べてみた結論

※こんなギリに少ししか本気出さないレベルの人間です※

 

現状

  • R社
    • つみたてNISA上限まで利用
    • NISA枠外で個別株
  • D社
  • T社
    • ロボアドを月々

今理解していること

  • R社の旧NISAのつみたて設定は新NISAに自動切換してくれるらしいので、旧NISAのつみたて設定に関しては何もやらなくてOK!

気になったこと

  • 新NISAは旧NISAよりも上限高いはず。NISA外の積立はNISAに動かした方がいい?
  • 個別株はNISAにまとめた方がいい?

気になったことについて調べた結論

NISA外の積立はNISAに動かした方がいい?

  • NISAで買える商品の積立設定はNISAに変更するのが良さそう
    • 枠に入るのに枠外で買い続ける理由がない
  • NISAで買えない商品はNISAにある商品にする or NISAの枠外で継続
  • 『既に買ってある商品』については、利確になるので好きなタイミングで売却するのが良さそう。そのお金を何に使うかは悩みポイント

個別株はNISAにまとめた方がいい?

  • 新規に買うならNISAの枠で買った方が良さそう
  • これも『既に買ってある商品』は利確になるので好きなタイミングで売却するのが良さそう。無理に急いで移動する必要はなさそう。

自分はこれからこうしよう、と思ってること

  • D社
    • 投資信託の積立はオフにする(銘柄は元々つみたてNISAと同じ)
    • 投資信託、個別株は2024年中に売却する
  • T社
    • そのままにする
  • R社
    • NISA外の個別株はいったんそのままにする
    • 投資信託の積立はD社をオフにした分増やす
    • D社のを売却したお金で成長投資枠で個別株を買う……かも

理由とかつぶやきとか

  • 1回株関連の利確とそれに伴う確定申告作業をやってみたいと思っていたので、D社のは全部売却してしまうことにする。
  • D社の売却のお金はNISAの成長投資枠で個別株にする予定。
    • 素人が個別株ナンテ!!!って意見はよく聞くけど、爆益狙いじゃなくて生活してて知る機会のないような会社を知るのが楽しい+優待狙いなので、まあいいんじゃないかな…………と思ってる。余裕資金だし
    • 普通に応援したい企業に投資したらいいよも聞くけど、普通に応援したい企業は手が届かない株価だったり、上場してないだったりする
  • T社のロボアドはかなりプラスの損益率をはじき出してたのでそのまま積み立て継続にした。ただ、売却時の税金を考えるとNISAに一本化した方がいいかもしれない気もしてきたので、ちょっと考える。

おわり

『旧NISAから新NISA、なんか手続き要るんか?要らないんか。じゃあ放置でええわ』って思ってたんですが、支出を確認した時に『そういえばNISA以外の積立あるわ!!!』って思い出して年末に調べ始めたのでした。

 

私みたいに積立て散らかしてる人はあんまいないと思いつつ、ひとつの考え方として参考になるかも…………ってことでネットに思考の整理を放流しておきます。

2023年 個人サイト模索の話

この記事はあざらしいっぴき Advent Calendar 2023の17日目の記事です。

 

小説用サイト の方の模索の話。

 

 

作る前の話

かつてまだ学生だった頃に運営していた小説サイトは1ページ1ページ背景を変えたりして遊んでいた。時は過ぎて、素材サイトはだいぶ閉鎖して、『かつてみたいに1ページ1ページ背景を変えるには、素材が足りないなあ』と思ってた時に、生成AIが現れて、『背景としてのイラスト』の生成を各段に楽にした。

 

最初は2022年の夏はStableDiffusionをローカルで動かしていたが、2023年の春はBing Image CreatorもローカルのStableDiffusionと遜色ないスピードで生成できるようになったのでBing Image Creatorを使い始めた。これをサイトの背景素材にしよう!と思い立ってサイトを作り始めた。

 

作り始め~改装前まで

その時ハマっていたAstroを使い、背景はBingImageCreator、1ページ1ページ丁寧に手打ちして作成。コンポーネントは利用していたので丁寧な手打ちかというと微妙かもしれない。それが5月。

 

私がコンテンツ作りをさぼってる間に秋になった。BingImageCreator利用ユーザーが増えたのかだいぶ生成失敗することが増えた。結構精度も微妙なのでどうしようかな~~と思いつつ、はやめの年賀絵を描いていたところ、小説のネタを思いつきガリゴリ執筆。アップロードしたいんだけど背景どうしよう、と思っていた時に現れたのが、
Adobe Fireflyだった。

 

生成スピードも良いし、画像のように参照画像ギャラリーや効果というプロンプト生成補助機能があって、どういうプロンプトを入力すればどういう画像が出るのか?に疎い人間にやさしい機能が備わっている。

 

背景画像の問題も解決したし、コンテンツもできた。が、ここで難敵が立ちはだかる!!!!!

『めんどくさい』である。

 

とりあえず改装

コンテンツを上げるのはめんどくさいが、とりあえずデザイン研究しているうちに『回遊を楽にする導線作りたい!』と思って、メニューを小説ページに邪魔にならない程度に表示するようにした。これでコンテンツが増えても回遊しやすいから見てもらえるぞ。

 

CMSの導入を決意

ある日の風呂の途中、ひらめいた。もう、CMSにしよう、と。そうしてCMSの導入が遂行された。動かしていない方の自作ブログでも利用しているNewtを利用している。選定理由は、単純に管理画面がこちらが好きという理由。

CMSにすると何が変わるか?というと、pタグをいれたりみたいな作業が不要になる。ペタっとはりつけてか公開したらビルドが走って完了である。楽々!

 

結論

HTML手打ちも楽しいけど、更新めんどくさいから、ほどほどにしようね!

個人サイトは作る時は夢を抱いて風呂敷を広げてしまいやすい。けれど、『更新続けられるか?』がすんごい大事ポイントになるので、更新を続けやすい構造を選ぶのも大事だな~と思いました。

 

え、まだコンテンツが増えてないって?CMSのせるので力を使い果たしました!年末年始にご期待ください!おわり。

 

Fediverseと過ごした1年弱の話 - 居心地の良いインターネットを模索するということ -

この記事は Fediverse Advent Calendar 2023 および あざらしいっぴき Advent Calendar 2023 の9日目の記事です。

 

あれは忘れもしない2023年1月13日(金)、昼休みに手癖で開いたTweetbotがTLを読み込まなかった。まあ、夜になったらなおるかな、と思って、昼休みは別のことをして過ごした。Tweetbotが新しいTLを読み込むことは二度となかった。

 

幸いにも金曜だったので土日のうちに代替SNSを探し、Fediverseってやつがあるらしい、ってことを知った。なぜか2022年11月に作成したアカウントがあったのでそれを整備した。

そんな感じで始まったFediverse生活。今ではすっかり、Xは週に2~3回見る程度になり、Fediverseは1日に10回以上見る生活を送っています。

 

が、Fedibirdでいくぞ!と決断できるまで、かなり使い方を模索したので、そんな人の模索振り返り。

 

 

LTLのあるサーバーを試してみる

最初に登録したFedibirdはLTLがなかったので、引っ越し機能を使ってLTLがあるサーバーにいってみる&LTLがあるサーバーに新規登録もしてみました。

結論からいうと『私にはLTLは向いてない』でした。

1つのサーバーは連夜LTLで真面目な話題がされていたので呑気なツイートがしづらくて、結局Fedibirdに戻りました。
もう1つのサーバーは私の好きなジャンルsage相手の好きなジャンルageな投稿を見て、空間として拒否感が湧いてしまったので離れました。
ミュートすればいいじゃんと思うかもしれないのですが、ミュートしてもLTLの空中リプの文脈が欠落するので存在を感じるんですよね…。

自分は繊細な人間なのだなあと再確認しつつ、インターネットでまでしんどい空間にがんばっている必要はないよね!と言って現在はFedibirdにてHTL引きこもりをしています。

※念のため記載しておきますが、単純に『複数アカウントを保つのが面倒になっただけ』で顔を出さなくなったサーバーの方が多いです。LTLがある全サーバーでしんどい思いをしたとかではないです。TLの住人を私自身でコントロールできるHTLの方が気楽なだけで…。

 

自鯖を建ててみる

VPSを借りてCalckey,めいどるふぃんのおひとりさまサーバーを建ててみたりもしました。

こちらも結論からいうと『私にはサーバー管理は向いてない』でした。

自鯖自体は楽しかったのですが、どちらも謎のエラーに対処するのがめんどくさくなって軽率に爆破しました。多分最低スペックで借りてたのでメモリ不足だと思うんですが、それをどうにかするのもめんどくさーい爆破爆破!って感じでした。(ちゃんと410 Goneにはしました!!)

管理を続けられてる人はすごいなあと思います。

ただ、自分のドメインがついたアカウント自体には憧れがあるので、いつかホスティングサービスを使ってまた自鯖を建てる日は来るかもしれません。

 

Misskey/Firefishを使ってみる

FedibirdはMastodonベースですが、Misskey, Firefishのサーバーにも入ってみました。どちらも見た目がかわいらしいし、最近はアイコンデコレーションもできてかわいいな~と思います。

でもFedibirdを離れようと思うほどに良いわけでもないので、これからもFedibirdでいいかな、と思います。Misskey, Firefish、なんか色々機能あるので使いこなせば便利なんでしょうけど、私は投稿と絵文字リアクションができればいいので…。

 

そして今

FedibirdでHTLを謳歌しつつ、ハッシュタグフォローも使いつつ、生きております。

他にも何個か定期的に利用するアカウントはありますが、毎日確認してるのはFedibirdのみです。

 

ただ、Fedibird以外にもX、threads、note、はてなブログブクログ、しずかなインターネット、色々なところに投稿しています。人によってはこれを自我の分散と呼ぶようですが、私はこの生活の方が自分にマッチしてる気がします。Twitterだけの頃はなんか、しんどかった…。

 

自分の居心地の良いインターネットを模索するということ

この1年は『自分の居心地の良いインターネットを模索する年だった』と思います。

模索の旅のきっかけはTwitterの崩壊でしたが、今まではTwitter一強だったからなんとなーくTwitterを使い続けていたし、なんかそれに疑問を感じてもいませんでした。フォロー層にもよりますが、Twitterはなんか『大した人間でいないといけない』と思わせるとこでした。しんどいとは思ってなかったですけど、なんか、『私が居たいところってそうじゃなかったな』って感じです。今だから思うことですけど。

Fediverseにきて、久しぶりに『単純に文を投稿するのが好きだから、インターネットに文を投稿している』人たちに出会った気がします。私もそっちが好きだな、と思ったので、こっちに居ます。楽しいよね、文書くの。書いてる時点で楽しいけど、人に見てもらえるともっと楽しい。

でもやっぱり『このアカウントの人格的に投稿しづらい』って時とか『この類の投稿はまとめておきたいな』って時もあって、だからブクログとか、はてなブログで話題専用のブログ作ったりとか、してます。いつかアウトプット場所1個の方が楽!とか言い出すかもしれませんが、今のところは『アウトプット場所はわけた方が楽!』って感じなので、よく話す話題については、わけたまま運用していきたいなと思います。

 

そんな感じで、『文章を書きたがりの自分にとって、楽しく文章を書ける環境』を模索しつつ、取り戻せた1年だったなと思います。多分2023年は2022年よりずっとずっとたくさんの文字をインターネットに投稿しましたし、文章を書くということの楽しさを再確認できた1年だったなと思います。今までもnote書いてる時は楽しかったんですけど、noteもなんか『人に話したいようなエンターテイメントなこと』しか書いちゃいけない感じするんですよね。そこをFedibirdや、しずかなインターネットや、ブログという出力先を得て、もっと楽しくもっとたくさんの文章を書けるようになった、という気がします。

 

というわけでFediverseに出会えて、色んなアウトプット先に出会えて、楽しい1年でしたって話でした。これは私の場合の『居心地の良いインターネット』なので、人の数だけ『居心地の良いインターネット』があると思います。

ぜひみなさんも、色々模索して、楽しいインターネットを!

Astroを1年くらい使った感想

この記事は あざらしいっぴき Advent Calendar 2023 の8日目の記事です。

 

私とAstroの付き合いもだいぶ長くなったんじゃないかな?と思って確認したら、ポートフォリオサイトをAstroにしたのは2022/12/30だった。なのでAstro歴1年弱ということになる。そんなAstro歴1年弱による、なぜAstroを使うのか & 使ってみてどうか、という話。

 

 

書いてる人

いにしえのHTML手打ち職人、現フロントエンド寄りフルスタックWEBエンジニア。
画面系はVue2, Vue3, React(Pages router, App router), HTML/CSS/JavaScript, jQueryと結構幅広く触った。

どんな感じでAstro使ってるの?

Astroってどんなん?

Astroについてざっくり説明すると『速いと噂のすごいシンプルなフロントエンドフレームワーク』って感じ。

下記の記事特徴がまとまってて良い。

qiita.com

なんでAstroを使いはじめたの?

ざっくり3点。

  1. 静的サイト向けの機能に絞られている(必要充分なシンプル)
  2. CSSの再学習が不要
  3. Vue/Reactと書き方が近いので、学習コストが低かった

元々だいぶ複雑度の高いサイトだったのだが保守がしんどい状態になっていたので、がっつりシンプルに寄せたかったところにちょうどよかったのがAstroだった。

Astroのいいところ

シンプル

静的サイトのための機能に絞られているのでシンプルで良い。やはりシンプルはベスト。

シンプルだけど画像最適化もできる

元のサイトはwebpへの変換を人間がローカルでやってたんですが、おかげで楽になりました✌

docs.astro.build

シンプルだけどページ遷移のトランジションも簡単に実装できる

ドキュメントのコード差分が少なすぎてなんか前準備とかあるんかなと思ったら本当に2行いれるだけでページ遷移がふわっとするんだ。ヤバい。

docs.astro.build

CSSを再学習しなくてよい / CSSの置場に悩まなくてよい

Vue.jsと同じく普通のCSSが書ける+.astro内にstyleタグを書けばいいだけなので、CSSの再学習が要らないしCSSの置場に悩まなくてよいのがとても良い。

個人的にはHTML/CSS/JavaScriptのファイルが1つになったって感じで、HTML/CSSを手打ちにだいぶ感覚が近い感じがするので、かつて非エンジニアのHTML手打ち個人サイト勢がたくさんいたように、非エンジニアのAstro個人サイト勢が増えたらいいなぁ、と思ったり思ったりする。

 

Astroの悪いところ

シンプル過ぎる

複雑なことをやろうとすると一気にコードが膨れちゃうになっちゃうことがあります。『Reactなら5行くらいで終わるのになあ』みたいなことが倍以上の行数になったりする。

Astroの中でVue/Reactを呼び出すこともできるので、最後の手段としてはそれを利用してもいいと思います。ただ自分のポートフォリオに関しては『Astro(.astroファイル)で実現できる範囲が保守しやすいライン』としているので、.astroファイルだと実現がめんどいな…と思ったら代替手段を検討、みたいにしてます。

 

で、Astroって仕事で使えるの?

あんまり推奨できない気がします。特にReact/Vueを使える人は素直にNext/Nuxtを使う方がいいケースが多い気がします。

かなり肯定的に好印象な話ばかりしてきましたが、そもそも『充分にシンプルなサイトを作るということを重視している』ので、そういうケースにおいて、Astroを使うのは、とってもGOOD!って感じです。
仕事で作るようなリッチなサイトは悪いところで語った『Reactなら5行くらい終わるのになあ』がかなり大きなデメリットになってくると思います。Astro内でReactを呼ぶこともできますが、それなら最初からNext.jsで作った方がシンプルになると思います。

仕様書の段階ではシンプルなサイトだったとしても、シンプルを重視しているケースでない限りは、Next.jsかNuxt.jsにしておいた方が安全牌だと思います。Next.js/Nuxt.jsでシンプルなサイトを作っても問題はないですが、Astroで複雑なサイトを作るのは面倒なので。

 

まとめ

Astroはシンプルなサイト作るケースにはすごくいい!!けど、複雑なサイト(jsを多用するようなもの)を作ろうとしたときに面倒なので、仕事ではNext.jsやNuxt.jsの方が良いケースの方が多そう。

デイトラをはじめた理由(自分語り)

デイトラをはじめました。Webデザインコースです。

 

デイトラのコース一覧画面

 

今はエンジニアですが、元々は個人サイトを作るのが好きで、『サイトが作りたい』と思っていたんですね。

情報系の大学に進学したのもサイトが作りたかったからで、別にC言語とかJavaとかは大学入ってから知ったし、ロボットを動かす授業も単位はとれたけどあんまり興味はありませんでした。OpenGL(3Dグラフィックの実装)はとても楽しくやりましたが、それも『コードが書くのが楽しい』ではなく『作品を作るのが楽しい』という感覚だったなと思います。

 

研究室に入る時も、最初は『サイト作りの表現についての研究』で論文の方向性の希望をだしました。通りませんでした。

『きみはプログラミングができるのだから、プログラミングをやりましょう』と。自分でいうのも何ですが、大学の授業の課題として作るような『特定の目的を達成するためのプログラム』を組むのは得意でした。プログラミングがどうしても向かない人もいたし、プログラミングができればこの先くいっぱぐれることはない。そう思ってプログラミングの道に進ませてくれたんだろうなと思います。それに関しては感謝していますし、私が先生でもそうしたかもしれません。

 

プログラミングができるのでエンジニアになり、最初はバックエンドエンジニアでしたが、どうしても画面が作りたくてフロントエンドエンジニアなりました。

 

でも、デザインはデザイナーの仕事なんですよね。

私エンジニアだしな、デザインはプロに任せよう、と思い続けて仕事してきました。Figmaも使えるようにしましたが、ちゃんと学んできたデザイナーには敵わないなと思います。

でも私のスマホにはPinterestがあって、Kindleにはデザインと配色の本があって、ブクマにはDribbbleがあって、RSSリーダーにはMUUUUU.ORGSANKOU!をはじめとしたサイト集があって、ツールバーFigmaPhotoshopが並んでるんですよ。いつまで憧れてるの?って感じじゃないですか。

 

それと、少し前に作ったものが『普通に考えておかしいでしょ』って言われて。それから実装するときに『また普通に考えておかしいものを実装してるんじゃないか』って不安を感じるようになってコードが書くのがしんどくなってしまって。ネット民20年やって、エンジニア6年やって獲得できてない『普通』って、もう勉強するしかないな、って。

※念のため記載しますが、私が全人類共通の『普通』という概念は存在しないと思っています。デザインにも理論があるので、デザインの理論を学べば、一般的に『普通』と呼ばれる感覚に近づくことができると思うので、『また普通に考えたらおかしいものを作ってしまっているのではないか』という不安も寛解するのではないのかな、と思ってます。

 

そんなわけで、デイトラのWebデザインコースをはじめました。

デザインができるエンジニアになるか、デザインエンジニアになるか、デザイナーになるかはわかりませんが、まだ初級だし、やりながら考える感じでいこうと思います。

何かを勉強するって、ワクワクするよね。

 

じゃあの。