そらとぶアザラシ

とあるWEBエンジニアの日誌

竜とそばかすの姫&岬のマヨイガの感想

Steamでゲームを買いまくったのでゲームをしながら映画をひたすら見るというぜいたくウィークエンドした。

というわけで感想戦やってくよ。Prime配信されてるやつなのでネタバレするよ。

 

竜とそばかすの姫

Alexaが『元気のでるアニソン』でこの作品の主題歌?であるUを流してくれたので話が気になって視聴。

作品タイトルとイラストからファンタジーだと思ったらファンタジーじゃなくてVR空間の話でエッとなる。ざっくり話すと歌えなくなった陰キャ主人公がV体を手に入れて歌えるようになり、ひとりの少年を救う話。

なのだが、なんともいえないしっくりこなさがある。主人公の友人が序盤に美人にひがみかましておきながら、主人公がV体手に入れて美人になったから歌えるみたいな、なんかちょっと外見至上主義にしすぎじゃない?みたいな。
目の前で母を失って誰も母を助けてくれなかったつらさがカワイイV体になっただけで解決するのはちょっとしっくりこない。歌下手クソだなブス!って言われてから歌えないとかならわかるけど。主人公の心の問題の寛解にしっくりきてないから、そのままほかの人の問題解決に行かれてもうーんという感じ…。

曲はやっぱり好きなんだけどなー、お話はあんまりしっくりこなかったなーって印象でした。

岬のマヨイガ

竜とそばかの姫も見た人は思うことでしょう、『PTSDと虐待モノ連続で見んの?』と。私もそう思いました。知らなかったの。前情報なしで見てるのよ。

 

こちらはPTSDで声がでない8歳の少女ひよりと、17歳の家出少女のユイが、不思議なおばあちゃんキワさんと、ふしぎなおうちのマヨイガで暮らす話。

最初ユイもキワさんに対して半信半疑なんだけど、色々なエピソードを通して、ユイとひより、ひよりと妖怪たち、キワさんとユイとひより、それぞれの絆がちょっとずつ深まっていく話。

ひよりとユイはそれぞれ別の心・家庭の問題を抱えてるんだけど、それらの問題が解決するのが終盤で、それも深めたそれぞれの絆によるものなので、納得感ある。ひよりの声も最後には出るようになるんだけど、その声が出るシーンがうるっとくる。

あと声をやってる人が芦田愛菜ちゃんとか女優さんとかなので、そこもあってアニメなどドラマっぽい雰囲気もあって不思議な感じがあるかも。ふしぎっとたちもかわいいし、土日にゆるっと見るのにおすすめ。すなおによかったねえ、って思って終われる映画。

 

 

たまには映画見て終わる土日もいいよね。

最近土日で回復しきれなくて衰えを感じます。