そらとぶアザラシ

とあるWEBエンジニアの日誌

エンゼルフルーツ食べた

ミスドのエンゼルフルーツを食べた。いちごとレモン。

 

www.misterdonut.jp

 

いちごはゼリーっぽい甘めのいちご。

レモンのレモンキャンディっぽい甘めのレモン。少しすっぱい。

どっちもおやつ感強め。

 

個人的に感動したのは、外側のエンゼルクリームと共通部分っぽい方。これ、あげぱんじゃん!!!クリーム挟んだあげぱんじゃん!!!!!!!!っていう。

こんなところにあげぱんが売ってただなんて…もしかして今まで食べたことなかったけど、シュガーレイズドってやつはあげぱんなのでは…ないだろうか…?ちょっと今度試してみよう…

 

ミスドは定期的に新しい商品がでるからいいよね。もぐもぐ。

18分湯煎するハンバーグ

ジョブチューンの一流シェフに合否をもらう企画が好き。この前は味の素だったのだけど、『18分湯煎するハンバーグ』というとんでもないやつがあったので、買ってきて食べてみた。

 

「洋食亭®」ジューシーハンバーグ | 商品情報 | 味の素冷凍食品株式会社

 

18分、絶対忘れそうなので、きっちりタイマーセット。

テレビを見ながら待つこと18分。セブンの金のシリーズのハンバーグよりもまるっこいハンバーグの登場。

 

お味は美味しい。たしかに美味しい。セブンの金のシリーズに比べるとお肉がふわふわで、ソースは味がやさしい。

 

だが、18分である。カップ麺なら早い人は食べ終わってるし、パスタだって18分も茹でる麺はそうそうない。18分って中々、地味に長い。テレビ見てたけど、めっちゃおなかすいたぁって時の選択肢としてどうしても外れてしまう。

美味しいんだけど、中々難しいな〜と思う商品だった。

 

ちなみに同じ企画でやってたえびとひじきのねりものもとても美味しかった。味の素の餃子が我が家の定番なのだけど、他のも美味しいんだなぁ。しみじみ。

JSON色付け係に思うこと

フロントエンドエンジニアが「自分はJSON色付け係」と自虐する理由を考察した - パンダのプログラミングブログを見て、JSON色付け係という言葉をはじめて知った。 あーーそういう場合もあるだろうなーと思う。『フロントエンドエンジニア』とはいうけど、フロントエンドエンジニアが何をしているかは組織によって全くばらばらなので、正直『フロントエンドエンジニア=***』はそうそう成り立たないと思う。

それはさておき、フロントエンドは色付け係なこともあると思う。でも色付け係って両方向に越境できて最高じゃん?って思う。

フロントエンド×バックエンドは、まあまあそこそこある『画面からAPIまで全部作れる』って人である。これはもう需要いくらでもある。

フロントエンドには画面にはデザインの要素もマーケの要素も絡んでくる。100日で諦める駆け出しちゃんでも『掛け算でうりこむ』って話があったけど、フロントエンド×デザインもフロントエンド×マーケティングも結構潜在的なニーズは高い。

職場環境によっては色付けしかやらせてもらえないこともあると思う。でも、色付けが上手な人が、独学で他もやってて、他もやりたいんです、独学でこんなん勉強してて、具体的にはこういうことやりたいんです、って言ったら、フィットするところには転職できると思う。

色付け係をやりたならそれはそれでいいと思うけど、色付け係、と自虐するのであれば、脱色付け専門家を目指したらいいじゃん〜〜〜と思う。色付け係、結構簡単に横にはみ出せるし。れっつご。

流浪の月を読んだ

読んだ。ひとつひとつの要素はいわゆるよくある要素なんだけど、組み合わさって良い味を出してるなぁと思った。英題が『THE WANDERING MOON』なんだけど、英題のが話に似合ってるかも、と思った。

 

親は外国の人?と言われるような、日本のフツウとは少し違う家庭で育った更紗。父を亡くし、母は行方不明に、そして叔母にひきとられ、窮屈なフツウを押し付けられる。あとから考えると叔母さんの家庭もフツウでないのだが、幼い更紗がそんなことをわかるはずもなく。そして公園に居たロリコン男の文に出会い、家に来る?という誘いにのって、自ら誘拐される。のだが、文も文で、フツウではない。

 

彼らはまぁまぁ極端にフツウでないのだが、人は彼らをフツウのものさしではかろうとする。フツウのものさしの感覚からくるやさしさは、彼らにとって、的外れでつらい。フツウの人フツウという言葉で彼らを決めつけるし、押しつけてくる。

 

英題のが似合うかも、と思ったのは、『WANDERING』は『さまよう』だから。彼らの感じは流れてるというよりは、捕まるところも、拠り所もなく、どこに行けばいいのかわからず、迷っている感じ。

 

多分他の人も多かれ少なかれ、彼らみたいに『そうじゃないのにな』『フツウはそうなんだろうけど、自分の感じ方は違うのにな』って思うこと、あると思う。

流浪の月に共感するかは人それぞれな気もするけども、これもひとつの道徳かも、と思った。

 

話が終わっても、更紗と文はあてのない旅を続ける。何も解決はしていないのだけど、彼らの悩みは今の世界じゃ解決することもないので、きっとこれは今の世界での最良のエンドだな、と思う。

 

時には括らないといけないこともある。でもわたしは、それをできるだけしないでいよう。そう思える作品だった。

 

本を読み始めるなら金曜日の夜

本を読み始めるなら金曜日の夜だと思う。

特にこの季節は良い。昼は少し暑くても、夜は涼しくて静かだ。窓を開けて、扇風機をつけて、時々大型トラックやにぎやかなバイクが通る気配を感じながら、ページをめくる。そんな優雅な金曜の夜。

今週もたくさん仕事はがんばった。上手く動けてるのかはわかんないし、即席コメントは全然上手に話せなかったし、発表ですら全然上手にできないし、コードだって穴だらけだし、設計もちょっとミスっちゃったけど、私が作ったちいさなプログラムは、どうやら私の知らぬどこかで、しっかりと動いているようだ。来週の予定も見えてる。今週はこれで充分。金曜日のご褒美アイスも食べたので、今週はこれで終わり。

明日の心配もない、月曜に向けての憂鬱もない、どんなに長い本でも、気になるなら読み終わるまで起きていいし、眠気に負けたら起きてまた続きを読めばいい。金曜日って素敵だ。明日がお休みって最高だ。

というわけで今日はこれから流浪の月を読みます。そして土日は気が向いたらどこかへ出かけるんだ。落ちた筋力を取り戻すため、ちょっとがんばるぞい。えいえいお。

ブルーピリオドは元気になれて良いぞ ~12巻まで読みました~

昨日、ブログを書いた時点では、ちょっとずつ読むつもりだったんだ。2巻まで読んで、また週末に2巻ずつ買おうって、思ってたんだ。でもユカちゃんが予備校にこなくなっちゃって、ユカちゃん推しなので気になって気になってユカちゃんの行方を追いかけてたら…12巻になっていた…。

6巻までで大学受験編、その先は大学生編、今は大学2年生。着々と進んでいく八虎の人生だけど、絵という答えのないものだけあって、段をのぼってもまた壁、段をのぼってもまた壁なのが、応援したくもなるし、なんだかいろんなものに通じる気がして、ああこれってアレにも似てるな、って思う。

ユカちゃんの行方を気になりつつ、八虎を応援してたら、あっという間に12巻だった。ブルーピリオドはすごい、構成が上手いなと思って、やった!!おめでとう!!!って思わせた後に、がんばって…!って思わせる。

ブルーピリオドは1巻からずっと、根底に『好きで努力家は最強』があるのだけど、その後ろで『努力の方向って人によって違うよね』って話や、『何が好きなのかって正確につかみとるのって難しいよね』ってことが、いろんな形で、上手く綴られていると思う。『好き』でも好きにさらに具体性があって、桑名ちゃんみたいに『芸術が好き』でも、『芸術の中でも、特に造形の方が好き』みたいなのは、色々やってみないとわからない。色々やってみないとわからないっていうのは、『いくら時間を投下しても苦痛じゃない』っていうのが必要で、結局『好きで努力家は最強』が根底になる。私はこの作品の変わらない根底のメッセージが、すごい好きだな、と思う。

12巻の大学生編では『受験はある程度正解があるけど、作品づくりって何だっけ?』みたいなのが1年、2年と、八虎は悩み続けていく。実際、『上手』と『魅力がある』ことが違うのは、絵以外でも、いろんな人が感じることだと思う。『上手』は努力の方向性が見えやすい。でも、魅力がある、って本当人それぞれで、何を伝えたいか?なんて、そんな簡単に思いつかない。今後の八虎はどうなってくんだろ、って思いながら次の巻を楽しみにしてる。展示も行こうと思う。楽しみだ。

そういえばせたすけくんもだけど、八虎の『成績がいい』設定はずっと生かされてるのはいいな、と思う。『八虎!またいい子になってる!!気づいて〜〜!』ってずっとはらはら見守ってるの楽しい。ブルーピリオドはいいぞ。

絵の道を選ばなかった人がブルーピリオドを読み始めた

ブルーピリオドを読んでる。まだ1巻。1巻が重い。美大を目指す漫画と聞いていやそれは私の心がれてしまうと思って読んでいなかったけど、ああ多分読んでよかった漫画だ…と思いながら読んでる。まだいっぱい巻数あるから、ゆっくり読んでこうと思う。

高校生の頃、絵を描いて個人サイトに載せていた。個人サイト全盛期の末期だ。ピクシブはあったが、『個人サイトの自分の空間感』が好きで、TAG indexや素材サイトにお世話になりながら、サイトを運営していた。

大学を選ぶ時、好きなことは絵を描くこと、サイトを作ることくらいだった。私はサイトを作ることを選んだ。

ブルーピリオドの1巻の後半で、ユカちゃんが『悔しいと思うならまだ戦えるね』という話がある。過去に絵を描いてた時、私は他の人の絵を見て悔しいと感じたことは多分あんまりなかった。上手いな、くらいしか思わなかった。私はそれを『何か到達できない場所』だと思って諦めていた。私はきっと、絵で戦う気がなかった。

高校生当時はエンジニアなんて職業はよく知らなかったが、今ではかっこいいな!って思える人を見ると『私があの人みたいになるのに足りないものは何?』と考えられる。ちょっと違うのかもしれないけど、これが『悔しい』って気持ちに近いんだと思う。グヌヌって思う気持ちは正直一切ないのだけど、差分を埋めにいきたい精神が人を動かすんだろうなって。

ところで私金曜の課題図書として流浪の月を購入してしまっているのだが…こうして積読が増えていくのだなあ。人生は楽しい。